2023年度もドバイの観光客数は増加、特にアジアからの需要が拡大

ドバイは、2023年1月から4月にかけて602万人の観光客を迎え、前年同期の510万人を100万人近く上回り、18.04%増加したことが明らかになりました。これは、パンデミック前の2019年の同時期に登録された626万人に非常に近い数字であり、ドバイの観光業界の回復を示すものです。

目次

アジアからドバイへの需要

ドバイの観光業界は、増加するアジアからの旅行需要に対応するためにさまざまな施策を取っています。ドバイでは、観光施設やホテルの改装や拡張が進んでおり、訪問者の需要に応えるための施設とサービスを提供する準備が整えられています。

ビザ手続きの簡素化

ドバイ政府は観光業の振興策として、ビザの取得手続きを簡素化し、旅行者にとっての利便性を向上させる取り組みも行っています。ビザのオンライン申請やビザ免除措置の拡大などが行われており、これによってアジアからの旅行者の増加が促されています。さらに、ドバイは安全性や衛生面の対策も徹底しており、パンデミック下での観光客の信頼を獲得しています。ホテルや観光施設では厳しい衛生基準が実施され、感染予防対策が行われています。(現在は、ドバイもアブダビもPCRの結果やワクチン接種に関して問い合わせをしてくるとことはありません。)

ドバイの魅力

ドバイは独自の魅力を持つ観光地であり、高層ビルや人工島、砂漠サファリ、豪華なショッピングモールなどが訪れる人々を魅了しています。また、文化的なイベントやエンターテイメント、スポーツイベントも多く開催され、観光客に多様な体験を提供しています。

ドバイの観光業界の成長は、アジアへの旅行需要の増加や施策の効果によるものであり、将来的にも継続的な成長が期待されています。しかし、ビザの取得に関する問題や競合する観光地の存在なども考慮しなければなりません。ドバイは引き続き需要に応えるために施策を継続的に見直し、競争力を維持していく必要があります。

ドバイからアジアへの需要

ドバイからアジアへの需要も拡大しています。この理由にはシェンゲンビザ取得の遅れや航空運賃の高騰などの問題により、UAEの住民が休暇先としてアジア諸国を選ぶ傾向が強まったことが要因の一つとされています。特に日本、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポールなどが人気の目的地となっています。

航空会社もこの需要に応えるため、東南アジアへの直行便を強化しており、UAE航空では新たな路線と魅力的な航空券を発売しています。さらに、格安航空会社やエミレーツ航空も特別なキャンペーンや割引を提供しています。

アジアへの需要が高まる理由

アジアの需要が高まっている一つの理由には、シェンゲンビザ(Schengen Visa)の取得の遅れが旅行者にとって問題となっているためです。シェンゲンビザとは、欧州の一部の国々が共同で設立したシェンゲン協定に基づいて発行される共通のビザです。シェンゲンビザを取得すると、ビザ保持者はシェンゲン協定に参加している国々のいずれでも自由に移動することができます。例えば、フランスやドイツ、イタリア、スペインなど、シェンゲン協定に参加している国々を訪れる場合、1つのシェンゲンビザでこれらの国々を自由に移動することができます。

EUがパンデミック後に旅行者に門戸を開放して以来、ビザの予約取得の遅れが続いており、UAEからヨーロッパへの旅行者に制約をもたらしています。このため、旅行者はシェンゲンビザを申請する際には事前の計画と時間の余裕が必要となっています。

EUはビザのデジタル化を進めているものの、実現までにはまだ時間がかかる見通しです。一部の大使館はビザの期間を1年間発行する一方で、他の国では3ヶ月や3日間といった短い期間のビザを発行することもあります。このため、旅行者はビザ取得について事前に情報を確認する必要があります。

おわりに

日本とドバイは地理的にも遠く、お互いなかなか旅行が難しいということもあります。日本も今後の経済の張ってのためインバウンド需要をさらに伸ばしていく必要があります。日本の観光的な魅力は世界からとても人気なので、是非ドバイからの客層にもフォーカスしてもらいたいです。

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