【ドバイの英語事情】必要な英語力と留学先としての候補

必要な英語力と留学先としての候補

約10年ほど前、自分が大学生であった頃は、アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアが主な留学先でした。その頃には英語を学べる留学先としてドバイは候補にすら上がっていませんでした。そのため、近年日本人がドバイで英語を学ぼうと訪れ始めていることに驚きを覚えています。しかし、現在のドバイに住む人口やコロナ禍での政府の対応を考えると必然的な成り行きだなと思う面もあります。本記事ではドバイでの英語事情や留学先としてのドバイを選ぶことについてまとめています。

目次

ドバイの生活で必要な英語力

アラブ首長国連邦(以降、UAE)の公用語はアラビア語です。

過去にイギリスの植民地であったことや、近年の急速な経済成長に伴い外国人労働者が増えたことで、英語が共通語として使われるようになりました。現在のドバイの人口の80〜90%が外国人で、アラビア語を話す人はUAEの地元の人の他にサウジアラビア人やエジプト人などがいますが、大半の外国人は英語でコミュニケーションをとります。

ドバイに在住の英語話者の人たちのほとんどが、第二言語として話すノンネイティブスピーカーです。そのため、ドバイの日常やビジネスで英語を話す場面があったとしても、ネイティブスピーカーと話すことは少ないでしょう。

日本人の英語は通じるのか?

スムーズな会話を行えるかどうかは個人の英語力に左右されます。ですが、ドバイにいるほとんどの人たちは英語のネイティブスピーカーではないので、ちゃんと理解しようと耳を傾けてくれます。そのため、生活の中で片言の英語と身振り手振りを交えながら伝えようと努力することで、相手からも理解しようとしてくれるでしょう。感覚的ではありますが、ドバイに進出している日本人の多くがあまり英語を話せないという印象です。

ドバイへ英語留学

ここ数年、新型コロナウイルス感染拡大により日本から海外への渡航が難しくなりました。この影響を受けたのは観光客やビジネスマンだけでなく、学生にもありました。特に感染拡大の影響が大きかったアメリカでは、アメリカの大学へ入学したにもかかわらず渡米できず日本からオンラインで授業を受け続けていた学生も多くいます。そんな中、UAEの入国規制は他国と比べ緩やかで、大学生が在学期間中の短期留学先としてドバイを選ぶようになりました。

【ドバイで学ぶメリット①】治安の良さ

ドバイで学ぶことのメリットの1つとして治安の良さがあげられます。上記でもお伝えした通りドバイの8割〜9割が外国人労働者です。そして、UAEの政府も積極的に外国人が生活しやすいように環境づくりに注力をしています。ドバイに住む外国人労働者の多くが自分や家族の生計を立てるためにドバイへ出稼ぎできています。そのため、もし犯罪を犯すと重い罰則があることはもちろんのこと、仕事やビザを失い海外へ自国へ強制送還されてしまいます。前提にドバイで働くためにはビザの他にエミレーツIDも必要となり、取得する際には顔写真以外にも指紋や血液検査などの生体情報も必要となります。そのため、犯罪を犯すと個人情報からすぐに割り出されてしまうのです。

ドバイが治安の良さを保てているのは以下のような方程式が成り立っているように感じます。

  • 法律+警察+裁判制度+厳しい罰則=生計の喪失
  • 生計の喪失の恐れ+厳しい規制=犯罪率の低さ

【ドバイで学ぶメリット②】留学生のアルバイトとビザ

学生ビザでドバイに滞在すればパートタイムでアルバイトをすることができます。これは他の国では認められておらず、ドバイならではの待遇でしょう。前提としてある程度の英語力は必要ですが、アルバイトをすることで英語を使う機会が増えるほか、経済的にも余裕が生まれます。

他の国ではワーキングホリデービザをとらないとアルバイトはできないですが、ドバイでは学生ビザでも可能となっております。また、職が見つかればそのまま就職することも比較的簡単で、学生ビザから就労ビザへ変更できます。ドバイで就職を目指す人は語学学校で英語力を身につけ、そこから就職するのもよいでしょう。

【ドバイで学ぶメリット③】多国籍な環境

ドバイへ留学することで多国籍な環境を経験することができます。言語としてはUAEの公用語であるアラビア語を学べたり、英語に関しても訛りやアクセントが違うそれぞれの国の英語を経験できます。私たち日本人はアメリカ英語を義務教育で学んできたため、アメリカ人の発音や表現に慣れています。もし、将来的に世界中を飛び回って仕事をしたい人や、外国人とコミュニケーションを取る職場で働きたい人は、ドバイの多国籍な環境で色々な英語に慣れるのがよいでしょう。この多国籍の環境は特に日本の社会人の方にオススメです。これから日本企業は外国人の雇用を積極的に行うことが想定され、その多くがノンネイネイティブスピーカーであることが想定されます。そのため、多くの種類の英語や文化を経験することで、仕事の面でも円滑なコミュニケーションを取るのに役立つでしょう。

他の留学先との比較

現在は新型コロナウイルスの感染拡大も落ち着き、アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダなど留学候補を柔軟に選べられるようになりました。そんな中でもドバイを英語を学ぶ留学先として選ぶのであれば、語学習得以外にも明確な目的をもって来るのが良いでしょう。語学の習得だけを目指すのであればアメリカやイギリスなど、現地の生きた本物の英語を学ぶのがよいでしょう。しかし、その中でもドバイを選ぶということは、中東に興味があったり、ビジネスに挑戦したいなど明確な目的を持ってくることをオススメします。自分も大学在学時に留学経験があるので、これから日本を出て世界で挑戦する人をどんどんサポートしていきたいです。

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