ドバイの高級不動産が1年で89%上昇

2021年から2022年の1年間でドバイ不動産、特にラグジュアリー市場が大きな上昇を見せました。
日本では1億円の不動産となればかなりの高級物件になりますが、ドバイでは20億円の物件はランク的に中の上程度で、80億円の物件や100億円を越す物件も多くあります。そして、80億や100億円の物件がバーゲンセールのようにどんどん売れていくのです。信じられない世界が広がっています。
本記事では2021年から2022年の1年間で89%上昇したドバイの不動産物件に関しての情報をまとめています。
ドバイの不動産上昇率
- 一般市場:12%
- ラグジュアリー市場:89%
- 東京圏:0.6%
ドバイ不動産の価値の上昇率は一般市場(ビラの物件)で12%となっています。東京圏の2022年の住宅地の地価が0.6%の上昇なので、ドバイの一般市場の不動産上昇率が12%という数値の大きさがわかります。
そして、昨今注目されているドバイのラグジュアリー不動産市場は89%を記録しているのです。これは異常な上昇率です。
ラグジュアリー市場が上昇している3つの理由
- コロナからの立ち直り
- 高級物件の不足
- ビジネスに適した土地
ラグジュアリー市場が伸びている理由は3つあります。
1つ目に2年半以上続いた新型コロナウイルスから市場が回復したため、世界中の富裕層からの購買意欲が高まっています。
2つ目に高級物件の不足です。ドバイでは作れば売れるという状況が続いています。しかし、数値的には市場の需要以上に建てているのに売れ続けている状況が続いているのです。その結果、過剰供給の可能性も意識し、新たな建設予定がなかなか出てこないなどがあります。特にラグジュアリー市場にフォーカスしてみると、需要に対しての供給が明らかに足りていなくなっているのです。
3つ目がドバイという土地がビジネスに適しているということです。地政学的な利点・税金・ビザの取得の容易性など、ドバイには人・モノ・金があつまる場所になっています。
超富裕層(UHNWI)が押し寄せている
UHNWIというワードをご存じでしょうか。Ultra high-net worth individualの略で3,000万ドル(約38億円)以上の純資産を持つ個人を指します。この超富裕層がドバイでセカンドハウスを持とうと押し寄せているのです。
これはロシアのウクライナ侵攻の影響から個人の資産を海外に逃がそうとしている人や、コロナが落ち着いたため自国では消費できない資産を海外で使うなど様々な目的の人がいます。
2019年の発表では、UHNWIが1番多い国はアメリカ、2番目に中国、3番目に日本となっています。そのため、今後ドバイに進出してくる日本人の超富裕層も増える可能性は高いといえます。
主に値上がりを見せているエリア
- Palm Jumeirah
- Emirates Hills
- Jumeirah Bay Island
主にラグジュアリー市場で値上がりしているのはPalm JumeirahとEmirates Hillsのエリアで、Palm Jumeirahは101%の値上げをしています。
今後の展望
現在の世界経済の不安定な状況から、世界はドバイを安全な場所だと認知しています。そして現在のところドバイ不動産の展望は明るいと考えられています。
ドル高が世界需要に与える影響などの不安な要素は確かにありますが、ドバイ不動産の購入の大部分(約80%)が現金取引であることから、市場が保護されるなど期待されています。
仮に私自身に潤沢な資産があれば現在のラグジュアリーな不動産を完成前のオフプランで購入し、完成後に不動産価値が上昇した時点で売却したいなどと考えてしまいます。